研究倫理審査委員会:寿製薬株式会社では「ヘルシンキ宣言」および厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」を遵守し、研究倫理審査委員会を設置しております。
動物実験における倫理的配慮
有効性および安全性の高い新薬を開発するためには、人での臨床試験を行う前段階において動物を用いた評価が必要不可欠となっています。
当社では、「動物の愛護及び管理に関する法律」(昭和48年法律第105号)、「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」(平成25年環境省告示第88号)、「厚生労働省の所管する実施機関における動物実験等の実施に関する基本指針」(平成18年厚生労働省通知)および「動物実験の適正な実施に向けたガイドライン」(平成18年日本学術会議)に準じた社内規定を策定し、これに基づき実験動物倫理委員会による厳正な審査を行うことで、動物実験の基本理念である「3Rの法則」※に配慮した動物実験を実施しています。
また、実験従事者への教育訓練により動物実験の倫理的認識を深め、実験精度の向上に努めるとともに、動物実験の実施状況について指針や社内規定との適合性を自己点検することで、科学的および社会的に適正な動物実験の実施に取り組んでいます。
当社では昭和37年以来の毎年夏・冬の2回、動物慰霊祭を執り行い、実験動物の尊い命を鑑み、謹んで慈しみ、感謝、敬意の念を捧げております。
※3Rの法則:Replacement(代替試験法の採用)、Reduction(動物数の削減)、Refinement(苦痛の軽減)
治験審査委員会について
寿製薬株式会社は治験を実施する際に、治験の倫理性、安全性、科学的妥当性を審査する中立的な組織であるIRB(Institutional Review Board 治験審査委員会)を設けており、治験を実施する場合、被験者の人権・安全・福祉及び治験の意義や妥当性といった治験計画全般を厳密に審議した上で決定し、治験開始後も実施状況の確認と継続の検討等について評価しています。
寿製薬株式会社は治験を実施する際に、治験の倫理性、安全性、科学的妥当性を審査する中立的な組織であるIRB(Institutional Review Board 治験審査委員会)を設けており、治験を実施する場合、被験者の人権・安全・福祉及び治験の意義や妥当性といった治験計画全般を厳密に審議した上で決定し、治験開始後も実施状況の確認と継続の検討等について評価しています。